[ 徒然生放送BLOG ] 第3回目
プレイした方もまだの方も、体験版と声優の話!
キャラクターボイスを収録して
◆ 園池桜子
園池桜子のCVは、鹿瀬紫卯さんになります。
桜子って結構難しいんです。その話し方とか設定とかがすごく穏やかで優しい感じでプレイヤーにも聞き良いようになっているのですが、こういう系のヒロインは、ずっとセリフを聞いてると穏やかすぎて眠くなるっていくマイナスポイントがあったりなかったり。
なので、抑揚強めな感じで色々と調整したり、ちょこちょこと桜子自体もふざけてきたりします。おとなしいっていうようなイメージがありながらも、年相応の元気さっていうものを感じてもらいたいです。おとなしい子がはしゃぐ姿の可愛さとかを共感して頂けたら嬉しいです。
◆ 篠原小唄
小唄のCVは、月野きいろさんになります。
やっぱりギャップが非常に大事なキャラクターで、ロリっちい外見なんですけれども、「バブみ」がテーマとしてある以上、包容力っていうところを感じさせる事ができなかったらぶっちゃけ小唄ってもうその時点でアウトなんですよね……。
声優さんには正にここの部分に一番気を使ってやって頂きました。
月野さんは結構SMEEのタイトルもやってくださっているので理解度も高く、非常にスムーズに反映していって下さいました。有難い話です。
結構アクセルを踏んで勢いを出してくれるので、そんなコメディ感強くないところでもうまいことコメディ感がでてて、キャラ性がすごく出たと思います。
押さえるところはちゃんと包容力をドカンと見せてくれる。元々『Making*Lovers』でも年上お姉さんキャラの咲さんをやってくださった事もあるので、小唄が上から包んでくれる声のイメージは皆さんもして頂けるかと思います。
◆ 秤結衣
結衣のCVは、白雪碧さんになります。
結衣は面白い子と言うか、騒々しい子なんです。
プロモーション板なんかでも結構「●●ッス!」ていう形でまとわりついて来ますが、全体的にちょろかわって感じです。
普通に音声にしていくと結構キンキンきて聞きながらイラって来やすい難しい言葉遣いなのですが声質の部分でうまく調整をされて、耳に入ってくる感じにやわらかさがあって、収録時にも凄いなと感じました。
この子は終始ガンガンきたりするので、そんな強くギャップがあるわけではないかなと思います。直ぐ凹んだりする反面、直ぐ立ち直ったりのブレ幅の強さも含めてのちょろかわですね。
◆ 夜船初穂
初穂さんは白月かなめさんになります。
このキャラは、メンタリティが非常に難しいキャラで、収録最初にテストボイスをいただきながらこんなキャラなんですと打ち合わせをして決めていったキャラでもあります。
キャラが定まってないとかではなくて、不可思議なキャラクターなので演じる側は初穂のことをより深く知っていかないと、細かいニュアンス違いが起こってきたりします。なので随時「ここはどこまでやっちゃいますかね?」などと話をしながら進行しました。
次何言い出すかわからないっていうところや案外茶目っ気が多かったりするけど、内面をセリフで分かりやすく伝えてこない分、苦労したキャラです。