[ 徒然生放送BLOG ] 第1回目
ハジラブMaking*Lovers開発からのポイント紹介
はじめに
宅本です。毎回ブログをやらせて頂いておりますが、今回は 生放送でお話した事を改めて文章化してお届けする事になりました。生放送のアーカイブと共に見て頂くと面白いかもですが、面倒な方は 文章だけでOKです!(放送はほぼアドリブでグダグダなので……)
今回も色々な事を考え制作しておりますので、読んで頂けますと有難いです。
目次
- 1. ハジラブの企画について
- - はじめとタイトルの起源
- - 俺デート
- - カノジョカイセキ
- - シナリオだけじゃない恥じらいの楽しみ方
- - 基本構成について
- 2. キャラクターについて
- 3. ハジラブの経緯について
ハジラブの企画について
◆ はじめとタイトルの起源
『Making*Loves』は「いきなり付き合うことになったヒロインと主人公が、共に過ごしていく中で本当の恋に落ちていく……」という、「好きだから付き合う」の基本を逆転させた企画になります。今作の『ハジラブ』に関しても同じコンセプトで制作しているので、ここを踏まえた上でもう一歩踏み込んでいく事にしました。それが「恥じらい」になります。
早瀬くんと話をした際、>「企画的にはおいしいシチュなのに、案外恥じらう描写をしていなかった」という反省もあって、今回はここを+αにして制作していこう!となりました。 それを分かりやすく皆様に伝えるため、タイトルを「メイキングラバーズに恥じらいを強化しました!」というニュアンスで『ハジラブ-Making*Lovers』にしました。
注意して頂きたいのは『Making*Loves』の続編ではなく、同じコンセプトの新作という点です。なので『Making*Loves』に登場したヒロインは出てきませんし時間軸的な話もしません。 これらは単純に、「正史」という概念が生まれないようにしたかったからです。『Making*Loves』はあくまでも「ヒロインたちにニヤニヤして欲しい」という単純な想いをそのまま具現化していくに留めておきたいので「公式としてはこのヒロインを選ぶのが正しいです」と決めつけたくない思いがありました。
◆ 俺デート
『Making*Loves』のシステム的な部分は可能な限り踏襲したかったので、今作も『俺デート』を組み込んでいます。
俺デートとは、作中のデートシーンでプレイヤーがヒロインとのデート内容を決めるシステム……というか、演出です。
私たちとしては少しでもプレイしている皆さんにヒロインとの距離を縮めて頂きたく考えておりますので、主人公とヒロインが勝手にデートをして楽しむのではなくプレイヤーに選んで貰ってヒロインにリアクションを取ってもらう事を主としています。
一番のポイントは、失敗しても構わないという点です。選択肢は先の見えないプレイヤーに取って不安点になります。でも『ハジラブ』には攻略という概念は無く、あくまでヒロインのリアクションを見ていくものなので好感度判定はありません。
◆ カノジョカイセキ
これはヒロインの情報を可視化したステータス画面的なものですね。ヒロインと付き合う事によって見えて来る新しい一面があり、シナリオが進行する度に対応して更新されていきます。後に説明する恥じらい演出にも使ったりもします。