もとは近代化による外国人居留地として発展した街。 現在は西洋風の街並みを残す観光地として有名で、日頃から多くの観光客で賑わっている。 海を臨む公園から見える小島は、島全体が学園の敷地となっており、学園関係者のみが出入りしている。 島には主人公の通う『絢星館学園(けんせいかんがくえん)』、由依の通う『海咲浜学園(みさきはまがくえん)』の他、 学生たちの生活する寮やなんでも揃う大規模な購買など、生活に必要な施設が揃っている。
離れ小島から街の変遷を見守ってきた、歴史と伝統のある西洋建築が特徴的な学園。 まるで映画の舞台のような雰囲気に憧れて、恋愛禁止の校則を知らずに入学して後悔する学生も少なくない。 基本的な年間行事は一般的な学園と変わらないが、10月のハロウィンパーティーと12月のクリスマスパーティーがここでの二大イベントとなっている。
学園が外国のパブリックスクールをモデルとしているため、学年性別問わず、上級生が下級生の面倒を見る形で共同生活をしている学生寮。 紳士淑女の精神を養うことを目的として男女の共同生活を推し進めてきたが、それは男女交際禁止の校則と矛盾していたため不満も多かった。 一階は男子の部屋、二階は女子の部屋と決められており、二階は完全に男子禁制の花園となっている。