とある休日。
楽しく生きるが信条、
しかし恋愛や女性に対してはトラウマを抱えていた主人公は、
今日も幼馴染みから説教を受けていた。
趣味に走って楽しく生きる。
それは本心ではあるものの、
女性との交際から逃避する手段でもあったことに
激怒する幼馴染の光。
このままでは主人公は駄目な男になってしまう。
そんな彼の人生に一石を投じようとしていた矢先、
2人は突然激しい光に包まれて異世界へと飛んでしまう。
2人が目を覚ますと、そこは海運業で栄える異国の地。
古くから海上輸送、各種貿易にて繁栄を築いていたその国は、
まるで中世ヨーロッパを思わせるような場所だった。
わけもわからず混乱している主人公を前に、
自身をこの国の宰相だと称する女性から、
あなたはこの国に残された最後の王だと告げられる主人公。
異世界へ飛び、王だと告げられ、
拒否権もないまま新王として臣民たちに
祭り上げられてしまう主人公。
そんな彼の人生初めての恋は
王の使命という名の下に強制されてしまう。
『より良きハーレムを築き、
子孫繁栄と国の発展に死力を尽くすこと』
恋愛が怖い彼に課せられた、
そんな『強制ハーレム』という無茶振りの鎖。
気がつけば許嫁という隣国の姫に、
こちらに興味があるという貴族の美少女まで登場。
悲鳴を上げつつ日に日に女性に囲まれていく、
そんな主人公の毎日に、
幼馴染みの光も戦々恐々。
『俺は普通の恋がしたい!』
そんな主人公の波乱に満ちたハーレム恋模様が
今幕を開ける……!!
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