開発ブログ開始&開発小ネタ
【ヒロインの表情素材編】
開発ブログに関して
こんにちは、Eスクールライフ開発スタッフです。この度はEスクールライフの開発ブログを始める事になりました。
週1ペースでEスクールライフや開発近況をお伝えしていこうかなと考えておりますのでよろしくお願い致します。
今回の開発小ネタ【ヒロインの表情素材編】
Eスクールライフの現在の開発は専らスクリプト作業になっております。
CGや音声、BGMなどの素材が揃う事によって実際のゲーム画面に落とし込んでいく事が出来るため作業工程としては最終工程になります。
ここまで来てようやくキャラクター達が喋ったり動き始めるので一気にカタチになってきた感があります。
同じテキストでもBGMやSEの使い方、キャラクターの表情によって異なったニュアンスになったりするので
地味にセンスが必要になる作業だったりします。
プレイヤーの皆さんは余りスクリプトに目を向ける事は無いかと思いますが「素材があっても使いこなせなければ意味がない」
という観点から見ると私たち制作陣としては軽んじる事が出来ません。
今回はこのスクリプトの素材に関してお伝えしようと思います。目で見てわかりやすいのはCGなのでCGにします。
「立ち絵」と呼ばれる全身絵がありますが(基本、画面では腰辺りまでしか表示されませんが)、ここに キャラクターに命を吹き込むための表情差分というものがあります。
この表情差分というものがなかなか厄介で、基本的には「喜怒哀楽」などの感情を原画家さんに描いて頂き
スクリプトに反映していくのですがいつもスクリプター側から「こういう表情無いの?」「この表情使い道がない」とか
色々と要求が出てきます。
予め様々な状況を見越して仕様書に盛り込んではいるのですが、それでも組み上げたときに
ハマらない事は多々あります。例えば「笑顔」を作っていたとしても「満面の笑み」と「苦笑い」「微笑」など
声優さんの演技によってもニュアンスは様々で、全てに合わせていくと表情差分は無限に必要になってきてしまいます。
ここらに少しでも合わせていけるよう最近は表情を細かいパーツ化させて分離して表示出来るようにしております。
キャラクターが色々な顔を見せてくれるので一気に命が入ってきた感じがして結構テンションが上がります。
先ほどの「笑顔」をケースにしてみますと
- 笑顔。
- 眉毛を「怒」系のものにするとちょっとキレてそうな笑顔。
- 眉毛を「哀」系にしてクチを「喜」系にすると笑って許してくれてる感じ。
- ③のパターンを青ざめさせて涙を追加するとめっちゃ我慢してる感じに。小刻みに震えさせてギャグシーンで使えるかも?