エグゼクティブディレクターの宅本うとです。毎回ブログをやらせて頂いておりますが、今回は生放送でお話した事を改めて文章化してお届けする事になりました。生放送のアーカイブと共に見て頂くと面白いかもですが、面倒な方は文章だけでOKです!(放送はほぼアドリブでグダグダなので……)
今回も色々な事を考え制作しておりますので、読んで頂けますと有難いです。
いよいよ体験版が公開になりました。その中身について、製作者の立場から内容の方を説明しつつ、体験場のポイントやキャラクターボイスについて語ろうかと思います。
体験版はいつもの通りのプロローグ周りをまとめたものになっています。
ヒロイン四人とのボーイミーツガール的な部分、桜子は幼なじみなので知ってるんですけれども他のキャラは(ほぼ)初めましてという形で出会いの部分からスタートします。
ポイントとして一つ、今回体験版の部分でカットしている要素があります。
体験版では、恥じらい周りの部分が現状は見れないような状態になっています。
製品版では体験版周りの部分に恥じらいモードが加えられて、いわゆるヒロイン視点も見ることができるようになります。体験版では見れないヒロインの意外な一面が出てきますので、ここらはぜひ製品版のお楽しみということでご了承下さい。
YouTubeで体験版動画を公開していますので(Hシーンはありませんが)、ダウンロードが面倒な方はそちらを是非ご覧ください。
『Making*Lovers』と同じ舞台というような形で、本作は成り立っていますので『Making*Lovers』をプレイ済みの方は懐かしの場所とかが随所に見受けられるかと思います。プラスとして本作用に舞台を広げていけるようもうちょっと(神社とか)ご用意しています。
音楽曲とかも、『Making*Lovers』の曲も結構使ったりはしております。もちろん新曲っていうのも当然用意しておりまして、ここらは『ハジラブ』ならではの部分で盛り上げていけるよう配置しております。
そこいら辺も踏まえて、まさに『Making*Lovers』に『ハジラブ』をプラスさせて行こうっていうような形になっています。
開発の部分は末期という形になっており、色々とスクリプトを打ち込んだりとか、あとはそれに合わせたデバッグの確認だとかで完成に近づけていく作業の段階です。マスターアップは6月頭の方になりますが、現状問題無く進行できそうです。
園池桜子のCVは、鹿瀬紫卯さんになります。
桜子って結構難しいんです。その話し方とか設定とかがすごく穏やかで優しい感じでプレイヤーにも聞き良いようになっているのですが、こういう系のヒロインは、ずっとセリフを聞いてると穏やかすぎて眠くなるっていくマイナスポイントがあったりなかったり。
なので、抑揚強めな感じで色々と調整したり、ちょこちょこと桜子自体もふざけてきたりします。おとなしいっていうようなイメージがありながらも、年相応の元気さっていうものを感じてもらいたいです。おとなしい子がはしゃぐ姿の可愛さとかを共感して頂けたら嬉しいです。
小唄のCVは、月野きいろさんになります。
やっぱりギャップが非常に大事なキャラクターで、ロリっちい外見なんですけれども、「バブみ」がテーマとしてある以上、包容力っていうところを感じさせる事ができなかったらぶっちゃけ小唄ってもうその時点でアウトなんですよね……。
声優さんには正にここの部分に一番気を使ってやって頂きました。
月野さんは結構SMEEのタイトルもやってくださっているので理解度も高く、非常にスムーズに反映していって下さいました。有難い話です。
結構アクセルを踏んで勢いを出してくれるので、そんなコメディ感強くないところでもうまいことコメディ感がでてて、キャラ性がすごく出たと思います。
押さえるところはちゃんと包容力をドカンと見せてくれる。元々『Making*Lovers』でも年上お姉さんキャラの咲さんをやってくださった事もあるので、小唄が上から包んでくれる声のイメージは皆さんもして頂けるかと思います。
結衣のCVは、白雪碧さんになります。
結衣は面白い子と言うか、騒々しい子なんです。
プロモーション板なんかでも結構「●●ッス!」ていう形でまとわりついて来ますが、全体的にちょろかわって感じです。
普通に音声にしていくと結構キンキンきて聞きながらイラって来やすい難しい言葉遣いなのですが声質の部分でうまく調整をされて、耳に入ってくる感じにやわらかさがあって、収録時にも凄いなと感じました。
この子は終始ガンガンきたりするので、そんな強くギャップがあるわけではないかなと思います。直ぐ凹んだりする反面、直ぐ立ち直ったりのブレ幅の強さも含めてのちょろかわですね
初穂さんは白月かなめさんになります。
このキャラは、メンタリティが非常に難しいキャラで、収録最初にテストボイスをいただきながらこんなキャラなんですと打ち合わせをして決めていったキャラでもあります。
キャラが定まってないとかではなくて、不可思議なキャラクターなので演じる側は初穂のことをより深く知っていかないと、細かいニュアンス違いが起こってきたりします。なので随時「ここはどこまでやっちゃいますかね?」などと話をしながら進行しました。
次何言い出すかわからないっていうところや案外茶目っ気が多かったりするけど、内面をセリフで分かりやすく伝えてこない分、苦労したキャラです。
以上が、体験版と声優の小話になります。
長々と長文になりましたが生放送の内容をまとめたものになります。テキスト化されていない大部分の完全版はYouTubeにて配信中です。
ぜひそちらもご覧いただけると企画の全容をご理解いただけるかと思います。ハジラブに関するQ&Aは発売まで大募集中です。ブログトップにあるメールアドレスにご質問ください。徒然生放送&徒然生放送ブログをよろしくお願いいたします。