相馬「なんだ?」
不意に聞こえてきた水音に思わず身構える。
相馬(確かに泉の方から水の音が……)
教室で別れたフィンが水浴びをしていた。
……裸で。
相馬(……素晴らしい膨らみかけサイズだ)
成熟した胸もいいが、乳首がツンと上を向いて、こういう将来を期待させるサイズも甲乙つけがたい。
というか、こうしてあらためて見ていると、本当にフィンは天使なのだと思い知らされる。
そのくらいこの神秘的な空間で、異彩を放っているのは間違いない。
フィン「お兄さん?」
相馬「…………」
フィン「…………」
穢れを知らない純真無垢なフィンの瞳が俺を見つめてくる。