人間・異世界人問わず島の住人たちが交流をはかる憩いの場。
背の低いレトロな西洋風の建物が軒を連ね、飲食店や商店、露店商が店を構え、
一角には住人たちの生活をサポートする組織『騎士協会』の本部が存在感を放つ。
中央では異世界原産の『金(きん)のなる木』が荘厳な輝きを放つが、直接の採取は禁止されている。
そのため自然に落ちる葉を集めようと、暇な人たちが何時間も輪を作っていることも。
普通に働いた方が稼げるのだが、彼らはその事実に気づいていない。
その下の噴水には水棲種族が集まり、魚人の若者に混じっておじいさんおばあさんたちも楽しげにはしゃぎ回るそんな広場。